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「いってみた」第11回は漢那ダム湖畔公園へいってみた

  • 2021.10.1

 令和3年9月漢那ダム湖畔公園へいってみた。沖縄県茶発祥之地の石碑があった。琉球における茶の栽培は、1627年に金武王子朝貞(尚豊王の実弟、尚盛)が薩摩から種子を導入し、金武間切漢那邑(現・宜野座村字漢那)に栽培したのが始まりとされています。琉球王朝時代、漢那邑の何処で茶が栽培されていたのか詳細は不明ですが、古老達は、福地原内の俗称である「スンドゥンチ」、「ナゴバル」、「マタグチ」ではなかったかと話しています(現・漢那ダム貯水池内)。

 また、1949年(昭和24年)茶の栽培が沖縄の気候風土に適し、栽培用地に恵まれている事や茶が日常の必需品として需要があった事などから、戦災復興や自立経済の観点で漢那茶業組合が結成されました。

 しかし、生産量が少なかった為、消費者に安定供給できず、また、安価な輸入茶が流通する等、様々な理由で経営不振となり、茶園および製茶工場は放棄されました。

 その後、1985年(昭和60年)、新たに宜野座茶業組合が結成され、近代的な大型製茶工場を設立し、宜野座村の茶業振興が推進されています。               2012年3月 宜野座村教育委員会 

広々とした公園で、散歩、ジョギング、ボール遊び、自転車遊び、野鳥観察など最適、森林浴にもとてもいいです。お勧めします。

沖縄県茶発祥之地の碑

看板が目印です。たまに看板がなかったり倒れていたりしますので注意。小高い森のなかにあります

琉球のお茶 発祥地 説明

日本のお茶の産地と特徴紹介

近くに「めだかの学校」公園もあり野鳥観察小屋もあります

公園内で見つけたハンミョウ(コウチュウ目オサムシ科のハンミョウ亜科)

近くにヘリ訓練場があるようで、ヘリが低空で飛んでいますので気をつけてください